親友とは

最大の味方であり、最大の敵であるって記事を親友が書いた。
すごく嬉しかった。

今までで面と向かって敵だ!ってなったことはほっとんど無かったし、(っていうか無かったし笑)常に何処かで味方であり続けた。
それは目に見える形って時もあれば、どこか拠り所的な感じであってくれていたのもあった。
お互いそうだったと思う。


俺の、相手に対する気持ちが変わることは無いだろうけど、ただそれでもライバルになることはあるかもしれない。
そうやって明確に「ライバル」っていう風になったことは無かったと思うけど、今読んでいる漫画の一節で、「親友であり、また最大の敵でもあった」っていう表現がされていて、親友とはそういう意味も含むのか、と心で覚悟を決めたというか、腹を括ったのだ。

何かお互いがお互いに対してどうしても譲れないものが出来た時、それは互いの関係が深ければ深いほど、譲れない思いは強くなるのだと思う。何に対してそう思うのか。漫画ではワインに対する思いだったけど、さすがに俺ら二人の関係でワインは無いだろう。笑
いや、あるかもしれないけどね!!笑
ただ、どんなキッカケであれ、全てにおいて可能性はあると思う。
俺はその状況を甘んじて受け入れたいし、引くつもりもない。
引くことはつまり、自分にも相手にも嘘を付くことになるし、引かないことが最大の敬意であると知っているからだ。
もちろん、それによってその対象から身を引かなければならないことがあるかもしれないし、たぶん相手が相手なだけに、相当ダメージは大きいと思う。
でもそれは仕方の無いことだと俺は思えるんだ。感覚として分かるのだ。
あるいは、相手にダメージを与えるという覚悟も必要なのだろう。
それもまた相当なものなんだと思う。
でも、それら双方にかかるダメージと責任に耐えられないのなら、最初っからそんなこと言わなければ良いのだ。

色々な責任やダメージを覚悟で、自分の価値基準で責任をもって、そしてなにより勇気を持って自分の気持ちを表す。
その結果が自分の思い描くものにならなくとも、それを甘んじて受け入れ、素直に、とはいかないかもしれないけれど、恨みつらみなく祝福したい。
少なくとも俺はそう思う。


普段こういうことは全く考えないんだけど、その漫画を読んでいたらそんなことが降ってきた。
(あるいは今日が新月っていうことも関係あるのかもしれない。)

人生においてそういう相手と出会えて本当に良かった。