ひっさびさに書くぞ!!(前編)

いやー書きたい書きたいと思いつつなかなか書かないままになっていた。

まあ別に書かなきゃいけないってモノでもないのでそのへんはゆっくりやっていく。

 

今月に入って映画と舞台をそれぞれ2回ずつ、計4回も観た。

 

最初に観たのが窪塚洋介井浦新ダブル主演による『ジ、エクストリーム・スキヤキ』。

 

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この両者に加えて市川実日子、倉科カナといった女優が脇を固めていた。

 

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市川実日子

決してめっちゃ美人かというとそうでもないだろうが、いにし得ぬ魅力を放っている。

超実力派。

 

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倉科カナ

可愛い可愛い可愛い。実は割と前から大ファンだったりする。あ、あと窪塚洋介に関しても超ファンです。

そして想像以上にお芝居が上手でびっくりした。

 

窪塚洋介井浦新が良い感じにだらしなくて良かった。

二人の掛け合いにもう二人が乗っかっていく感じが抜群に面白かった。

コメディでは無いにしろ、火曜夜7時からやっているようなバラエティ番組の100倍笑えた。

 

んで次に俳優の宇梶さんが立ち上げ、主宰をつとめている劇団パトスパックの公演を見に行った。

 

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超重い反戦モノ、といえばなんか微妙な感じに聞こえるかもしれないが、ものすごく良かった。

終始頭ぐるんぐるんフル回転させながら観続け、尚かつ宿題までだされた気分で、この宿題はこれから考え続けていくべきものなのだろう。

よく戦争映画だったりドラマだったりっていうのは、反戦を謳いつつもどこか「盗人にも三分の理」的なところがあって、9割反戦だとしても残りの1割にどこか「賛美」とまではいかないにしろ、「悪いだけじゃなかった」みたいなことをだったりかっこ良く戦うシーンが織り込まれていたりするのが常であり、中にはそれが1割じゃきかなくそれどころか8割そんな感じ、みたいなものもあったりして、見終わったあとに妙に興奮していたりするのだ。

それはそれで映画としての意味はあるだろうし、そういうことがあったっていうことは知らないよりはずっと良いだろう。ただ純度100パーセントの反戦か、と言われるとそうでもなかったりするのでは無いだろうか。

そういう意味でのこの作品は「純度100パーセント」の反戦だった。

内容としてはある女性の遺伝子が持っている記憶の話なのだが、それが現代と過去をうまくつなげ合わせていて、今との違いをまざまざと見せつけられた。

戦争に対してかっこいいと思えるシーンが一つもなく、なんて言うか、はだしのゲンの前半部をを読んでいる気分だった。

正しいことを言うと捕まる世界が、戦争に行くということはどういうことかという世界が、そこにはあった。

同時に宇梶さんの「反戦」というメッセージが痛いほど、目を背けたくなるほど伝わってきた。同時にいかに「平和」が尊いものかいうこと、自由にモノが言えるということがいかに尊く大事かということがものすごく伝わった。(宇梶さんは8月15日生まれである。)

 

ちなみにこの作品、はだしのゲンの主人公である中岡元くんが出てくるのだが、なかなかウザくて面白かった。笑

確かに冷静に思い返してみると、アイツ結構空気読めなかったりしてわりとウザいのだ笑

無駄に正義感に溢れていたり、急に「パンパカパーン」とか言い始めたりして、実際にゲンみたいなヤツがいたら割とウザそうな感じではある。まあ、そこが彼の魅力なのだが。

 

ちょっと今回のブログはマジで長くなりそうなので、前後編に分けてまた近日中に載せます。

乞うご期待!