サウイフモノニ ワタシハナリタイ

最近ひそかに実践していること。

 

朝、玄米を食べるようになった。

 

両親が朝玄米を食べていた、ということと、元々「食」に対する興味が強く、例えば出先のレストランとかで白米か雑穀米かを選べるなら後者を選ぶ、というくらいにはその手のものが好きだった。

 

しかし、知ってる人は知ってるだろうけど、炊き方ミスるととにかく固くて食べるのになかなか難儀なものになってしまうので、そこが難点と言えば難点である。

 

また、白米に慣れていると少し美味しくないと感じることもあるかもしれない。

どうしても卵とか納豆とかと合わせるとなると、つい早く飲み込みたくなってしまうが、それもあまり良くない。

つまり、よく噛まなければならない。

ちなみに僕はというと、一口につき70回から100回は噛むようになった。

嘘じゃない。それこそ、カタチなんてなくなるくらいにまで噛む。

 

冗談抜きで朝食時間は倍になった。

 

多分1時間くらいは食べてると思う。

 

ただ、色々な難点はあるものの、もちろん利点も多い。

 

まず、めっちゃ噛むのでそれだけで満腹中枢が刺激されて腹持ちが良くなるし、めっちゃ噛むので消化もめっちゃ良くなる。間食をしなくて良くなるし、規則正しい食生活が身に付く。

すげーお通じも良くなる。とにかく便秘知らずなのだ。

そしてなにより、「完全食」と言われるほど栄養価が高い。

 

それさえ食っときゃ良いくらいのものなのだ。

 

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ※(「「蔭」の「陰のつくり」に代えて「人がしら/髟のへん」、第4水準2-86-78)
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

宮沢賢治も「雨ニモ負ケズ」でこういっている。

 

 

まーあれだ。とにかく僕は、こんな感じでいこうと思うから、もしこういうのに興味がある人は、声とかかけてください!